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zoom RSS 167系まとめ

<<   作成日時 : 2017/02/11 21:12   >>

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 TOMIXの167系湘南色冷房車が昨年秋に発売されました。特定時期ではないと難しい何だかマニアックな車種構成の165系東海と一緒でしたが、急行ごてんばと臨時快速用として165系と共に予約購入しました。
 その後、マニアックな構成の165系を自分の思う編成に変えるためにヤフオクにて色々と買い漁っていたら抱き合わせで付いてきた167系がごそごそ集まってきました
 TOMIXの急行型はリニューアル後から精力的に買い集めてきました。当初は整備時に手すり・屋根上等も含めて別パーツ化していくつもりでしたが、仕掛品や今後の人生を考えるとそこまで時間を掛けていられないなぁということになり、全塗装しない車両はとりあえず一旦普通に整備することにしました。
 しかし、整備していたら色々と疑問点が沸いてきましたので、調べた結果をまとめてみました。
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 167系は田町に4B×4、下関に6B×3、4B×4が1965年度に新製配置となりました。平行投入ではなく、1965年7月に田町、1966年1月〜2月に下関でした。
 下関の編成は分からなかったのですが、急行長州が下関側から6+4の組成であったこと、メーカーが汽車会社1社のみ、組成的には東京側から若番となるであろうということ、新製日から推定しました。
 また、ATS標記ですが、今の保安装置標記はそれぞれ□で囲まれていて、クモヤ143のようにP・B・Sn・Cと並ぶと4個に分けられた長方形が書かれます。しかし、田町配置の4本はS・Aと長方形の中に書かれた不思議な標記です。イカロスの形式165系にその写真があり、気にはなっていましたが、新造時だけだと思って気にしていませんでした。しかし、伊豆急線川奈駅の事故で廃車となったTc167-2の伊豆高原での保管写真をネットで拝見したところ、ばっちり「S・A]が残っていました。よく見ると修学旅行色冷房車のH11・H14の写真にも「S・A」があります。
http://arlong185.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
 また、下関配置の167系は当初から「S」のみだったようです。
 TOMIXの説明書にある「わかくさ」の運転開始時の編成は4B×3となっていますが、配置は4B×4、下関にも配置された後は両区で運用を持ち合ったのかもしれませんが、当初はどんな運転だったのか気になります。
 続いて、山陽新幹線開業で下関から宮原・田町へ転属した際の編成です。
 ナンバーで配置を分けたようで、Tc9〜18、MM'5〜9を田町、それ以降を宮原へ持っていくようになりました。
 転属日はジェイアールアールの国鉄新性能電車履歴表からですが、本来組んでいたはずのTc15・Tc16が別日に回送されてきたり、不思議な点があります。
 今の車両は編成単位で管理をしているのが普通だと思いますが、1978年ごろの国鉄編成表を見ると、田町のように編成番号を付けて管理しているところとMユニットを基本として編成(ユニット)番号を振る箇所、全く気にせずただ組成をしている箇所があります。下関はどうかというと、ユニットにすら番号を振らない区所です。
 ということは当時の車両ですからMG故障、MM故障、CP故障などあったときに予備のユニット(配置を見ると4B×1でしょうか)から健全な車両を抜いてきて必要な編成を組成、直った車両は元の編成に戻さずにそのまま使うという運用をしていたのではないでしょうか。
 そのためTc15とTc18が組んでいたりと組み替えの時点で新製配置の編成は崩れていたのかもしれません。
 田町はきっちりしていたようで、MM’ユニットを編成番号順に振り、Tcだけはさすがに番号順には並べずに到着した順でTc・Tc'だけ奇数偶数が順になるように揃えたようです。
 宮原の方はTc164と組んだり、早くに湘南色になったりと気になる存在ではありますが、特に私が接する機会はありませんでしたのでここまでということでただ、下関から宮原へ転属した際は貫通10両を組んだようで(クモヤ90を使って2列車で運んだのかもしれませんが)、見たかったなぁと思います。
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 1976年度末、Tc1が冷房改造と前面強化、シールドビーム化改造を受けました。1両だけなので、定検併施か臨入かは今となっては分かりません(記録券があればなぁ)。ちなみに偶数車にMGが付いていますので、特に冷房改造されても使えないという・・・。
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 1977年の夏を冷房が使えないまま過ごし、1978年度になってTc’2の冷房改造とMM'1が夏の前に冷房改造されています。前面強化とシールドビーム化は面倒だからやらない・・・となったのかは分かりませんが、施工されていません。私はてっきりTc'はMG搭載の工事があり、その期間Tc側は工事が無いので代わりに前面強化したのかと思っていましたが、そうでは無かったんですね。
 H11編成の後、H14編成が1978年8月に冷房化を受けました。波動用車は夏は入場させない方が・・・ってそんな配慮は昔はしていなかったんですね。こちらもTcのみ前面強化とシールドビーム化。これはTc'はMG搭載があるのでその間に施工ということで合っているかも知れません。
 その後修学旅行色が廃止となり、H17、H18は非冷房ですが、湘南色となって定検出場しています。また、H12は湘南色と冷房改造を定検併施で実施していますが、前面強化は実施されず、国鉄時代はTc1と7のみとなってしまいました。
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 1979年度になり、H19は湘南色化のみで冷房改造は行われませんでしたが、それ以降は湘南色化と冷房改造が行われています。修学旅行色冷房車だったH11も湘南色になってしまい、修学旅行色はH14のみとなります。
H16の落成日、1980年3月31日・・・う〜ん年度末ギリギリ。工事遅れたらどうしたんでしょう。
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 1980年度になり、H14も1980年5月に湘南色となってしまい修学旅行色は消滅しました。冷房改造も進み、H18編成が1981年3月に最後の編成として改造され、非冷房車も消滅しました。
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 冷房改造と湘南色化を終えて変化の無かった167系ですが、1982年9月にTc2が伊豆急線川奈駅でのポイント故障による脱線による損傷で伊豆高原にて保管となっています。その後1984年に伊豆急と折り合いが付いたのか廃車となっています。
http://arlong185.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
 代わりに来たのはTc165-3で、新前橋新製配置、三鷹、田町、神領を経て田町に戻ってきた車両です。冷房改造も前面強化、シールドビーム改造も済んでいるそこそこ良い物件。
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 JR化を迎え、全車JRマークが貼り付けられました。H11〜H14のATSですが、国鉄時代にはSのみになっているようです。1980年代でしょうか。
 1988年度になり、メルヘン化改造が行われました。1本目はATS-Pは追設だったんですね。
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 1989年度になり、H11編成が湘南色のまま車体更新を受けています。汚物処理装置の設置やM・Tc'のトイレ撤去、ATS-P設置等も実施しています。
 また、続いて7月からは田町アコモ化改造が各工場で始まりました。メルヘンのH17編成も田町アコモ化されています。
 PS21化も始まりましたが、PS16は舟体周りを変えればPS21になり、PS16改と呼んでいましたが、167系においてはパンタごと交換をしているようです。H17編成は施工日が1991年2月6日となっていますが、誤記で1990年2月6日の入場時ではないかなと推測しています。
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 1990年度になり、田町アコモ化が進みました。
 ここで気になるのが私が横浜駅から乗車した「かながわ」の当該は何だったのか。日光寄りがモントレー、その後ろが167系の4B×2だったような気がします。覚えているのは「お、モントレー(とは当時は呼んでおらず、新前橋アコモだって感じでしょうか)」と思ったら後ろは湘南色で「ちっ」となりましたが実は167系で大興奮。
 日光線内で線路内に投棄したことから汚物処理装置なし、内装も未更新でしたのでH19かアコモ化が済んでいなかった編成と思われます。
 実家で当時の写真を調べたら5月のようでしたので、H13、H14、H19のどれかかなと思いました。
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 1991年度になり、H19編成も車体更新を受け、メルヘンH18編成も田町アコモ化され、メルヘン色は消滅しました。
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 1992年度になり、大菅踏切事故を受けて前面強化工事がよりレベルアップして再開されました。なお、H12編成は白熱灯の枠にシールドビームを入れるデカシールドビーム改造を実施されているようですが、1992年の10月以前に施工されたのではないかということで、正確な実施日は分かりません。
 また、H17・H18編成、H14編成のTc8はシャトルマイハマのような角ライトに改造されています。
 年度末にH17編成はしんせんやまなし化改造が行われ、PEA色への変更や小窓埋めが行われています。
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 1993年度になり、H18編成もしんせんやまなし化されました。この後は前面強化時に鉄仮面となった各編成が入場に伴い塗装され、廃車までこの状態となります。
 最後に、ATS-SからATS-Snはいつなったのかということですが、おそらくATS-P設置時ではないかと思います。メルヘンの登場時はおそらく「P」「S」だったとは思います。
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 JNMAでこんな資料本を手に入れました。色々と書いてあって面白いのですが、メルヘン塗装で角ライト鉄仮面という掲載がありました。
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 メルヘンから田町アコモになったことを考えると、メルヘン角ライトは無かったのではないかと思います。田町アコモの末期の角ライトはTc8のみですが、この車両は一部写真ではアンチクライマー等が無いままで角ライトになっている写真があり、末期の写真で補強されています。いつ施工したのか気になります。
 以下は今回整備した車両です。
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 田町の4B×3、わかくさ編成です。
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 下関の4B+6B、急行長州編成です。
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 修学旅行色冷房車、H11+H14編成です。
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 国鉄仕様の湘南色冷房車、急行ごてんばと下田行き臨時快速用です。
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 湘南色非冷房車です。湘南色の屋根だけ交換しても良いですが、非冷房車はTc'床下のMGが無いため、修学旅行色と振り替えています。
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 JR仕様湘南色冷房車、未更新車です。

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